ElevenLabsは商用利用できる?料金プランと利用規約を実際に確認してみた

ツールレビュー

こんにちは、Lunaです。

これまでAdobe FireflyやHeyGenなど、AIアバター動画に関わるツールの商用利用について検証してきました。実際に動画を作る段になれば、次はナレーションや音声の質も気になってくるはずです。そこで候補に挙がったのがElevenLabsです。

これまで2本の記事を通じて学んだのは、「無料で使える」と「商用利用できる」は別の話だということ。今回もリリース記事や紹介ブログの内容を鵜呑みにせず、ElevenLabsの公式ページと利用規約を実際に確認してみました。

なお、料金・規約は変更されることがあるため、最終判断は必ずElevenLabs公式サイト利用規約で最新情報をご確認ください。

結論: 無料プランは非商用限定、Starterプラン(/月)以上で商用利用可能

ElevenLabsは、料金ページの記載と利用規約の本文がはっきり一致していて、判断に迷う余地がほとんどありません。無料プラン(Free)は非商用目的専用、有料プラン(Starter以上)であれば商用利用が可能です。判断基準は用途の内容ではなく「有料プランに加入しているかどうか」の一点です。これはAdobe Firefly、HeyGenの検証でも見えてきた、AIツール全般に共通するパターンでもあります。

ElevenLabsとは

ElevenLabsは、テキストから自然な音声を生成できるAI音声生成ツールです。ナレーション読み上げ(Text to Speech)のほか、自分の声を学習させて再現するボイスクローン機能、AIアバター動画への音声追加など、幅広い用途で使われています。顔出しなしで動画コンテンツを作る場合、このナレーション部分をAIに任せられるのは大きな魅力です。

規約で確認した商用利用の可否

料金ページの記載だけでは判断材料として弱いので、利用規約(Terms of Service、2026年3月31日最終更新)の本文も確認しました。該当箇所はSection 1(c)です。

if you access or use our Services free of charge (such a user, a “Free User”), you may only use the Services for non-commercial purposes; (ii) if you access or use our Services through a paid subscription plan (such a user, a “Paid User”), you may use the Services for commercial purposes

日本語に訳すと、「無料で利用するユーザー(Free User)は非商用目的でのみサービスを利用できる。有料プランに加入しているユーザー(Paid User)は商用目的で利用できる」とはっきり書かれています。

料金ページ上でも、Starterプランの説明欄には「Commercial License」という項目が明記されている一方、Freeプランの機能一覧にはこの項目がありません。料金ページの表記と規約本文の両方が一致していて、Freeプランは非商用限定というのは確定情報です。

なお、この規約はEEA(欧州経済領域)・スイス・英国以外の居住者に適用されるバージョンで、日本からのアクセスはこちらが該当します。

料金プラン一覧(公式Pricingページで確認)

2026年7月時点での、ElevenLabsの料金プランは次の通りです。

  • Free:$0/月、月10,000クレジット
  • Starter:$6/月、月30,000クレジット、Commercial License付き
  • Creator:$22/月(初月のみ50%オフの$11)、月121,000クレジット
  • Pro:$99/月、月600,000クレジット、44.1kHz・192kbpsの高音質出力
  • Scale:$299/月、ワークスペース3席、月1,800,000クレジット
  • Business:$990/月、ワークスペース10席、月6,000,000クレジット
  • Enterprise:個別見積もり

無料プランでできること・できないこと

Freeプランでも、Text to SpeechやSpeech to Text、Voice Designなど主要機能はひと通り試せます。個人的な学習用途や、非公開の検証目的であれば無料の範囲で十分です。

一方で、ブログやnoteに載せる音声、YouTubeなど収益化されたコンテンツへの利用、クライアントワークでの納品など、何かしらの形で収益や事業に結びつく使い方は「商用利用」に当たるため、Freeプランの範囲外になります。

あなたはどのプランが合うか

副業ブログを始めたばかりの会社員という想定なら、判断基準はこうなります。

  • まずは仕組みを試してみたい、音声はまだ公開・収益化しない → Freeプランで十分。ただし生成した音声は個人利用にとどめる
  • ブログやnote、YouTubeなど収益化されたコンテンツに音声を使いたい → Starter($6/月)以上が必須。ここでCommercial Licenseに加えて、Instant Voice Cloning(声のクローン)やダビング機能なども解放される
  • 短いナレーション動画を月に数本作る程度 → Starterのクレジット数(月30,000)で十分間に合う量

「収益が出るまでは様子見、収益化するタイミングでStarterに切り替える」というのが、Adobe Firefly・HeyGenのときと同じく現実的な進め方だと思います。

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よくある質問

Q. Freeプランで作った音声をYouTube動画に使ってもいい?

A.いいえ、規約上はNGです。YouTubeなど収益化されたコンテンツへの利用は商用利用に当たるため、Starterプラン($6/月)以上のCommercial Licenseが必要になります。

Q. 商用利用できるかどうかの判断基準は?

A.用途の内容ではなく「有料プランに加入しているかどうか」が基準です。無料プランは非商用限定、有料プラン加入者は商用目的での利用が認められています。

Q. 会社員が副業で使う場合、ElevenLabsの規約さえクリアしていれば問題ない?

A.ツール側の規約をクリアしていても、勤務先の副業規定や情報管理ルールに抵触しないかは別途確認が必要です。AIツールの利用規約をクリアしていても、会社の就業規則に抵触すればそれはそれで別の問題になります。ここは規約検証の範囲外なので、各自で確認してください。

まとめ

ElevenLabsは、無料プランは非商用利用限定、Starterプラン($6/月)以上で商用利用可能というのが公式情報から確認できた結論です。これはAdobe Firefly、HeyGenと共通する構造で、「無料版=お試し・非商用」「有料版=商用利用OK」というAIツール全般に見られるパターンの一つと言えそうです。

Adobe Firefly、HeyGenの検証記事も合わせてご覧ください。


※本記事の情報はElevenLabs公式サイト(料金ページ利用規約)をもとに作成しています(2026年7月確認)。最新の料金・規約は公式サイトでご確認ください。本ブログにはアフィリエイトリンク(PR)を含む場合があります。本記事は公式情報の確認に基づくもので、ElevenLabs自体の実使用レビューではありません。

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