こんにちは、Lunaです。
Adobe Fireflyで画像を作ろうとすると、モデル選びで少し迷いませんか?
今回あらためてモデル選択を開いてみると、17個も並んでいました。
名前だけでは違いが分かりにくく、私も「結局どれを使えばいいんだろう?」と感じました。
「何が違うの?」「どれを選べばいい?」「クレジットはいくつ減る?」
名前だけでは判断しにくいので、今回は主要8モデルを同じプロンプトで試し、仕上がりと消費クレジットを比べました。
先に結論をまとめると、モデルによって違うのは主に次の4つです。
- 絵のタッチ
- 指示の受け取り方
- 必要なクレジット
- 選べる設定項目
この記事では、今回の検証環境で表示された17モデルを整理したうえで、実際に試した8モデルの違いを紹介します。
「一番いいモデル」を決めるのではなく、作りたい画像や使えるクレジットに合うモデルを見つけていきましょう。
クレジットが減るモデル、減らないモデル
まず知っておきたいのが、モデルによってクレジット表示の有無が違うことです。
Adobe Creative Cloud Pro契約のアカウントで、2026年9月4日に確認しました。
利用状況は次の2つに分かれていました。
- 標準機能:無制限のアクセス
- プレミアム機能:残り3810/4000クレジット
今回試した8モデルのうち、生成時にクレジット表示が出なかったのは2つです。
「Firefly Image 4」と「Firefly Image 3」で、どちらも1回で4枚生成されました。
一方、「Firefly Image 5」「Firefly Image 4 Ultra」にはクレジット表示がありました。
今回試したパートナーモデルもすべて同様です。表示値は5〜80クレジットです。

今回確認できた17モデル
今回の検証環境では、アドビモデル4種とパートナーモデル13種、合計17モデルが表示されました。
モデルの提供状況やクレジットの扱いは、契約プランや国・地域などによって異なる場合があります。
Adobe公式のFirefly 無制限生成特別オファーでは、プランごとに無制限生成の対象となるモデルと解像度を確認できます。
契約プランを選ぶときの参考にしてください。
アドビモデル(商用利用可能)

パートナーモデル(他社が作成したモデル)

この一覧は、生成検証を行った2026年9月4日に表示された17モデルです。
今回は、アドビモデル4種を選びました。
そこにOpenAI・Google・Black Forest Labs・Runwayの代表モデルを1つずつ加え、8モデルを比較します。
- Firefly Image 5
- Firefly Image 4 Ultra
- Firefly Image 4
- Firefly Image 3
- GPT Image 2
- Gemini 3.1
- FLUX.2 [pro]
- Runway Gen-4 Image
残り9モデルは同じシリーズの前バージョンにあたるため、今回は対象外としました。
未検証なので、旧バージョンのほうが劣るという意味ではありません。
なお、画面上で「商用利用可能」と表示されていたのは、アドビモデルのグループです。
パートナーモデルには同じ表記が見当たりませんでしたが、表記がないからといって商用利用できないとは限りません。
利用前にAdobeと各提供元の規約を確認してください。
商用利用については、Adobe Fireflyは商用利用できる?補償の対象と安全に使う3つのルールで詳しくまとめています。
比較条件
8モデルには、次の共通条件を設定しました。
- 同じ日本語プロンプト
- 縦横比16:9
- 参照画像なし
- スタイル・効果の指定なし
- 1回の出力枚数(1枚または4枚)
- 解像度・画質の選択肢
- モデル固有の設定項目
使ったプロンプトはこちらです。
木製のデスクでノートパソコンを開いている女性。少し正面を向き、やさしく微笑んでいる。部屋には朝のやわらかな光が差し込んでいる。フラットなイラスト風。デスクの上にはコーヒーカップとノート。白とベージュを基調とした配色。
モデルごとに設定できる項目も異なります。
| モデル | 設定できた項目 |
|---|---|
| Firefly Image 5 | 解像度(1K) |
| Firefly Image 4 Ultra / Image 4 | コンテンツの種類(自動)・視覚的な適用量 |
| Firefly Image 3 | 上記に加え、このモデルだけの「クイックモード」 |
| GPT Image 2 | 画質(低・中・高) |
| Gemini 3.1 | 解像度(1K・2K・4K)・Google検索を使用(今回はOFF) |
| FLUX.2 [pro] | 参照画像のみ(解像度・画質の指定なし) |
| Runway Gen-4 Image | 縦横比のみ |
そのため、完全な同条件ではありません。
同じプロンプト・縦横比・参照画像なしまでを揃え、それ以外は各モデルの標準設定を使いました。
代表画像では、GPT Image 2を画質「中」、Gemini 3.1を解像度「1K」にしています。
どちらも20クレジット表示で、Firefly Image 4 Ultra・FLUX.2 [pro]と同じ水準になるためです。
画質や解像度による違いは、後半で紹介します。

条件が全部同じじゃなくても、比べられるの?

揃わない部分を先に知っておけば、結果を判断しやすいよ
8モデルの生成結果
ここからは、同じプロンプトで生成した結果を1モデルずつ見ていきます。
Firefly Image 5
落ち着いたフラットな仕上がりです。


Firefly Image 4 Ultra
描き込みが多く、観葉植物と光が目立ちました。白とベージュの指定よりも、緑の印象が強めです。


Firefly Image 4
1回で4枚生成されました。髪型・肌の色・眼鏡の有無など、4枚の中でも違いがあります。





Firefly Image 3
こちらも1回で4枚生成。ほかのモデルより厚塗りで、アニメ寄りのタッチになりました。





GPT Image 2(画質「中」)
淡い白とベージュを中心にした配色です。
背景には、指示になかった本やインテリア小物も加わりました。


Gemini 3.1(解像度「1K」)
太めの輪郭線が目立つイラスト調です。
ノートPCにはステッカー、マグカップには「MORNING BREW」という文字が入りました。


FLUX.2 [pro]
8モデルの中では、もっともシンプルで余白の多い仕上がりです。
ノートには「メモ」という日本語が描かれました。


Runway Gen-4 Image
平面的なベクター調です。
コーヒーカップは紙コップになり、プロンプトにはない青いジーンズも描かれました。


並べると見えた3つの違い
8モデルを並べてみると、大きく3つの違いが見えました。
まず、比較の判断材料にした6要素を確認します。
今回のプロンプトには、次の6要素を入れています。
- 女性がノートPCを開いている
- 少し正面を向き、微笑んでいる
- 朝のやわらかい光
- フラットなイラスト風
- 木製デスクにコーヒーカップとノート
- 白とベージュを基調とした配色
各モデルがどう表現したかを表にまとめました。
| モデル | 絵のタッチ | 6要素への忠実さ | 出力枚数 |
|---|---|---|---|
| Firefly Image 5 | 落ち着いたフラット調 | 今回は6要素すべてを満たした | 1枚 |
| Firefly Image 4 Ultra | 描き込みが多く、緑の印象が強い | ⑥より緑が目立った | 1枚 |
| Firefly Image 4 | 髪型・肌の色・眼鏡の有無に幅がある | 4枚あるため判定対象外 | 4枚 |
| Firefly Image 3 | 厚塗りでアニメ寄り | ④のフラット感が弱かった | 4枚 |
| GPT Image 2(画質 中) | 淡い白とベージュ | 今回は6要素すべてを満たした | 1枚 |
| Gemini 3.1(1K) | 太めの輪郭線 | 指示にないブランド風の文字が入った | 1枚 |
| FLUX.2 [pro] | シンプルで余白が多い | 今回は6要素すべてを満たした | 1枚 |
| Runway Gen-4 Image | 平面的なベクター調 | ⑥とは異なる色が加わった | 1枚 |
8モデルを並べて見えた違いは、大きく3つです。
1. 「フラットなイラスト風」の解釈が違う
同じ言葉でも、シンプルなフラット調から厚塗りのアニメ調まで、仕上がりにはかなり幅がありました。
今回もっとも指示に近かったのはFLUX.2 [pro]、もっとも離れていたのはFirefly Image 3です。
2. 配色を守るモデルと、独自の色を足すモデルがある
白とベージュを中心にまとめたモデルがある一方、緑や青を目立たせたモデルもありました。
3. 指示していない文字やロゴが入ることがある
Gemini 3.1とGPT Image 2の一部では、実在ブランドを思わせるロゴや文字が描かれました。
公開や商用利用の前に、細部まで確認したほうがよさそうです。
これは、2026年9月4日に各モデルを1回ずつ生成した結果です。毎回同じ傾向になるとは限りません。
クレジットは実際にいくつ減った?
クレジットはモデルだけでなく、画質や解像度によっても変わりました。
GPT Image 2は画質で16倍の差
GPT Image 2の表示は、次のとおりです。
- 画質「低」:5クレジット
- 画質「中」:20クレジット
- 画質「高」:80クレジット



低と高では16倍の差があります。
Gemini 3.1は1Kと2Kが同じ
Gemini 3.1の表示はこちらです。
- 解像度「1K」:20クレジット
- 解像度「2K」:20クレジット
- 解像度「4K」:30クレジット
1Kと2Kは同じ20クレジットでした。



4Kでは、人物が横〜後ろ向きになり、「少し正面を向き」という指示から外れました。
少なくとも今回の結果では、解像度を上げればすべてが良くなるわけではありませんでした。
8モデル・12パターンの実測結果
| モデル / 設定 | 種別 | 出力枚数 | 画面のクレジット表示 | 1出力あたりの表示値 |
|---|---|---|---|---|
| Firefly Image 5(1K) | プレミアム | 1枚 | 10 | 10 |
| Firefly Image 4 Ultra | プレミアム | 1枚 | 20 | 20 |
| Firefly Image 4 | 標準機能 | 4枚 | 表示なし | ― |
| Firefly Image 3(クイックモード) | 標準機能 | 4枚 | 表示なし | ― |
| GPT Image 2(画質 低) | プレミアム | 1枚 | 5 | 5 |
| GPT Image 2(画質 中) | プレミアム | 1枚 | 20 | 20 |
| GPT Image 2(画質 高) | プレミアム | 1枚 | 80 | 80 |
| Gemini 3.1(1K) | プレミアム | 1枚 | 20 | 20 |
| Gemini 3.1(2K) | プレミアム | 1枚 | 20 | 20 |
| Gemini 3.1(4K) | プレミアム | 1枚 | 30 | 30 |
| FLUX.2 [pro] | プレミアム | 1枚 | 20 | 20 |
| Runway Gen-4 Image | プレミアム | 1枚 | 40 | 40 |
「1出力あたりの表示値」は、生成時に画面へ表示されていたクレジット数です。
なお、標準機能の2モデルは、
「無制限のアクセス」と表示され、今回試した範囲ではクレジット残高も減りませんでした。
そのため、表では「—」としています。
生成前の残高は3810/4000、すべての生成後は3545/4000でした。
差は265クレジットです。各生成画面に表示された数字の合計も265で一致しました。

高い設定ほど、きれいになるんじゃないんだね。

今回の中と高は、クレジット差ほど大きな違いには見えなかったね。
どのモデルから試す?
今回の結果をもとに、目的別の選び方をまとめました。
| こんなとき | 試したいモデル |
|---|---|
| クレジット表示のないモデルから試したい | Firefly Image 4 / Firefly Image 3 |
| 白とベージュのフラットな指示に寄せたい | GPT Image 2(画質 低)/ FLUX.2 [pro] |
| 落ち着いたタッチの画像を1枚生成したい | Firefly Image 5 |
| 太めの線を使ったイラスト調が好み | Gemini 3.1(1Kまたは2K) |
| 写真・リアル系を作りたい | 今回は未検証 |
| 参照画像を使いたい | 今回は未検証 |
| 縦長画像を作りたい | 今回は未検証 |
これは、人物イラスト・日本語プロンプト・16:9・参照画像なしという条件での一例です。
写真・リアル系、参照画像あり、縦長画像、無料・下位プラン、未検証の9モデル、生成時間、複数回生成したときのばらつきは、今回の比較に含めていません。
よくある質問
- Qなぜ、この記事と自分の画面でモデル数が違うの?
- A
モデルの提供状況は、契約プランや国・地域などによって異なる場合があります。
この記事の17モデルは、Adobe Creative Cloud Proを契約した検証環境で確認できた数で、2026年9月時点の結果です。ご自身のモデル選択画面に表示される内容を基準にしてください。
- Q生成ボタンの「20クレジット」は、画像1枚ごとの金額?
- A
基本的には、画像1枚ではなく「1回の生成」に対する表示です。たとえば1回の操作で4枚出力されるモデルでも、4回生成した扱いになるわけではありません。
ただ、必要クレジットはモデル・解像度・画質によって変わります。生成前に、ボタン横の表示を毎回確認するのが確実です。
- Q生成に失敗してもクレジットは減る?
- A
Adobe公式FAQによると、クレジットはいったん生成前に差し引かれます。生成に失敗した場合は通常数分以内に返還されますが、処理の長い生成では最大24時間かかることがあります。
24時間を過ぎても戻らない場合は、Adobeサポートへの問い合わせが案内されています。
- QFireflyで選べるGeminiなどのパートナーモデルは商用利用できる?
- A
アドビモデルのグループには「商用利用可能」と表示されていましたが、パートナーモデルには同じ表記がありませんでした。
Adobe公式も、パートナーモデルはAdobeが開発したものではないと案内しています。そのモデルが用途に適しているかは、利用者自身が判断する必要があります。Firefly上で使えることだけを理由に、すべてのモデルへ同じ商用利用上の保証があるとは考えないほうが安全です。Adobeと各モデル提供元の最新規約を確認してください。
詳しくは、Adobe Fireflyは商用利用できる?補償の対象と安全に使う3つのルールでまとめています。

まとめ
Fireflyのモデル選びでは、次の4点を比べると判断しやすくなります。
- 絵のタッチ
- 指示への忠実さ
- 必要なクレジット
- 選べる設定項目
迷ったら、まずは次のどれかから試してみてください。
生成ボタンを押す前にモデル名とクレジット表示を確認するだけでも、想定外の消費を防ぎやすくなります。
基本的な生成手順は、Adobe Fireflyの使い方で紹介しています。

モデルごとの違いをつかんだら、参照画像を使って写真をイラスト化する方法も試してみましょう。

商用利用の考え方や参照画像を使うときの注意点は、こちらの記事から確認できます。

無料プロンプト50選、受け取れます
このブログの記事作成でも実際に使っている、文字起こし・要約・画像生成・動画生成などAIツール別のプロンプトを50個まとめました。文章を考える手間なく、そのままコピペして使えます。
ChatGPTやClaude、Geminiに読み込ませて、自分仕様にしてお使いいただくのもおすすめです。
メールアドレスを登録するだけで、今すぐ無料で受け取れます。記事には書ききれない実践的な内容や更新情報もあわせて配信していきます。


