「作品は収まりそう。でも、ロゴを入れたら窮屈にならない?」「イヤリング金具はどこに留める?」
イヤリング台紙を選ぶときは、作品とロゴの余白、金具を留める位置、袋に入れたときの収まりを見ます。
今回は、だいし屋LLと同じ67×90mmをメモ用紙で再現し、手持ちのイヤリングとOPP袋でサイズ感を試してみました。
外寸・固定・袋を確かめてから、必要枚数・台紙の色・ロゴの入れ方に合う注文先を絞っていきましょう。
作品とロゴが収まるサイズは?
候補と同じ大きさの紙を切って、作品とロゴを置いてみると選びやすくなります。
縦に長い作品なら高さを、短い作品なら幅を見ます。ロゴを入れる余白も空けて配置しましょう。
商品の外寸・入数・価格は、後半の注文先カードにまとめています。
67×90mmをメモ用紙で試してみた
だいし屋LLと同じ67×90mmにメモ用紙を切って、手持ちのイヤリングを付けてみました。今回はサイズ感を見るための試作なので、台紙も穴も家にあるもので簡単に作っています。

作品の下には余白が残りました。
この作品なら、想定通り、縦に余裕のある「だいし屋LL」のサイズが候補になりますね。 同じ67×90mmには、ロゴを箔押しして注文できるSD12もあります。
金具を留められる穴は?
外寸の候補ができたら、その台紙の穴で自分の金具を留められるかを確かめます。メモ用紙の試作では、実物商品の留まり方までは分かりません。
穴の位置と留まり方を確かめよう
同じイヤリング台紙でも、穴の形や位置は商品によって違います。
だいし屋MとLLには、イヤリング用の穴が2か所あります。あさだ屋のイヤリング孔には、横12×縦5.5mmの加工例があります。
候補と同じ商品に金具を留めて、正面と裏面を見ます。
- 正面:作品が前に「おじぎ」したり、左右にずれたりしないか
- 裏面:金具が大きく飛び出していないか
作品が安定して見える位置に留められるかを、外寸とは別に確認しましょう。
固定材を追加する必要はある?
金具が安定しにくい場合は、「だいし屋のイヤリング用2mm厚スポンジ」や「ササガワのイヤリング固定用スポンジ」を使う方法もあります。


固定材を使うなら、付けた状態で留まり方を確かめます。
追加した厚みも含めて袋に収まるかは、次に見ていきます。
金具を付けたままOPP袋に入る?
袋は台紙だけでなく、金具や固定材を付けた状態で合わせます。
私は67×90mmの試作台紙を、OPP袋へ入れてみました。

袋へ入れると、左右の余白や入口までの距離が分かりやすくなりました。
本番では使う袋の内寸と合わせ、台紙・金具・固定材を入れた状態で、袋が突っ張らずに収まるかを確かめます。
家にある袋で大まかなサイズ感をつかんだら、候補の実物と使う袋の組み合わせで確認しましょう。
台紙は何枚必要?
30枚セットなら、まずは1袋の中で使う枚数を考えます。
販売用だけでなく、撮影や金具の固定確認に使う分も、考慮して、必要枚数購入しましょう。
台紙の色はどう選ぶ?
作品を置いたときの見え方から色を絞り、カラー紙で頼むか、背景を印刷するかを選びます。
作品に合う色を比べよう
白・グレー・黒のような落ち着いた色でも、背景が変わると作品の見え方が変わります。以下の3枚は、紙色と作品の組み合わせを考えるためのイメージ画像です。

この3枚の中なら、ホワイトが一番作品の良さが出ていますね。
アイボリーやベージュなど、淡い色を合わせたイメージもあります。

作品をやわらかく見せたいときは、このくらいの淡い色から探すのもよさそうです。
鮮やかな色を選ぶなら、作品だけでなく背景の色も目に入る組み合わせになります。

原色は、かなり個性がありますね。作品によってはオシャレに見えそうです。
画像は色合わせの参考にし、台紙の外寸や厚さは注文する商品の仕様で選びましょう。
今回使った見本帳はこれです。


無料で取り寄せることができるので、手元で色や質感を比べたいなら、ペーパーモールの無料サンプル・見本帳も利用してみてくださいね。
好みのカラー紙で注文できる?
注文先に使いたい紙色があれば、その紙で頼めます。
たとえば、あさだ屋の長方形台紙では、ディープマットのミストグレー・インディゴや、カラープランのパウダーグリーンなどを選べます。紙の色を生かして、ロゴを箔押しする方法もあります。
見本帳で気に入った紙は、銘柄・色名・厚さを注文先の取り扱いと照らします。取り扱いがなければ、近い色の紙か、次の背景印刷を候補にしましょう。
紙の厚さも迷っている場合は、商品台紙に向く紙と厚さも参考にしてみてください。
紙色が見つからないときは背景を印刷する
好みのカラー紙がない場合は、白い紙に近い色を印刷する方法も考えられます。
見本で「黄みのあるベージュ」「青みのあるグレー」のように色の方向を決め、背景全体を塗るデザインにします。ロゴも一緒に配置すると、完成形を考えやすくなります。
あさだ屋ではカラー印刷も相談できます。長方形台紙の注文ページにある「その他ご要望」へ、背景のカラー印刷を希望することを書いて、対応する紙と見積もりを確認します。
紙見本は希望する色を伝える参考に使い、注文先へカラー印刷の見本があるか確認します。色を細かく合わせたいときは、本番前に印刷色を確認する「色校正」ができるかも相談しましょう。
ロゴはどう入れる?
画像生成AIを使い、作品に屋号を入れてみると、イメージが湧きやすいです。

サイトの参考図を利用し、ロゴを入れたイメージ図を作ってみました。

ロゴの入れ方は、次の3方向から考えられます。
- 自宅でロゴを印刷する
- 持ち込みロゴを箔押しする
- 用意されたデザイン・書体で屋号を入れる
自分で印刷するか、ロゴデータを渡して加工を頼むか、用意されたデザインを使うかで選びましょう。商品ごとの対応は、次にまとめました。
決めた条件に合う注文先は?
ここまでで決めた条件に合わせて選べるよう、商品ごとに外寸・入数・商品代・対応をまとめました。寸法は幅×高さです。
だいし屋M|小さめの作品を30枚から

品番:D024/D057
外寸(幅×高さ):35×50mm
入数・税込商品代:カット済み30枚/420円
固定:イヤリング用の穴が2か所
だいし屋LL|縦に長い作品を30枚から

品番:D028/D061
外寸(幅×高さ):67×90mm
入数・税込商品代:カット済み30枚/570円
固定:イヤリング用の穴が2か所
サイズの目安:今回の試作と同じ67×90mm
ササガワ プリンター対応台紙|自宅でロゴを印刷

ホワイトS(44-7651):40×44mm(一片)/15シート×15片=225片
ホワイトL(44-7601):66×48mm(一片)/15シート×8片=120片
税込商品代:S・Lともに968円
作業:自宅で印刷し、ミシン目で切り離す
ササガワ3way|兼用穴を15枚から

品番:19-2440/2441
外寸(幅×高さ):91×55mm(横置き)
入数・税込商品代:カット済み15枚/495円
固定:イヤリングにも対応する兼用穴
だいし屋の名入れ台紙|持ち込みロゴを箔押し

Mサイズ・SD05:35×50mm/100枚/税込8,400円〜
LLサイズ・SD12:67×90mm/100枚/税込8,700円〜
ロゴ・固定:画像またはIllustratorのロゴデータで箔押し。既製の穴位置を利用
今回の試作から選ぶなら:同じ外寸のSD12。無地LLの30枚セットとは別の、箔押し済み100枚セットです
あさだ屋長方形|紙色・ロゴ・穴加工を選ぶ

外寸(幅×高さ):55×91mm(縦置き)
部数:100部から
税込商品代の例:初回・表面箔押し100部13,090円+穴加工費
紙色・加工:カラー紙を選べる。イヤリング孔は有料オプション
背景印刷:背景のカラー印刷は相談・見積もり
ササガワ名入れ台紙S|書体・デザインを選んで屋号を入れる

外寸(幅×高さ):40×44mm(一片)
部数:45枚・90枚
税込商品代:名入れ込み45枚6,160円/90枚7,950円
紙色・加工:ホワイト・クラフト。ピアス・イヤリング用の加工済み
名入れ方法:用意された書体・デザイン・文字色・名入れ位置を選び、屋号を入力して注文
納品・作業:名入れ済みのシートをミシン目で切り離して使う
価格は税込です。送料や追加加工の費用は別途かかります。
必要な枚数と価格で比べましょう。自宅印刷用は、印刷して切り離す手間もあります。
送料と追加費用を含めるといくら?
商品代に送料と必要な追加費用を足して比べます。
- だいし屋Mを1袋・30枚:商品代420円+クリックポスト230円=650円。クリックポストを選べる注文の例で、袋やスポンジを買う場合は別途加わります。
- あさだ屋の初回・表面箔押し100部の例:13,090円+イヤリング孔加工2,310円+通常送料880円=16,280円。箔押し1か所・面積50cm²以内の価格例で、仕様変更や遠方・離島の追加送料は別途です。
同じ条件で比べたら、選択した仕様・配送方法を含む総額を注文画面や見積もりで確認します。
背景のカラー印刷を頼む場合は、箔押しの価格例とは分けて見積もりを取ります。色校正を相談する場合は、その費用も含めて比べましょう。
注文前に何をサンプルで確かめる?
紙色の候補が決まったら、実際に注文する紙や加工を確かめます。
注文先で使う紙の質感は、あさだ屋のサンプルやだいし屋のお試しセットで比べられます。希望する紙が入っているか、内容一覧を見て選びましょう。
穴の位置や留まり方を確かめたいときは、候補と同じ商品を用意します。お試しセットを使う場合は、その商品・加工が入っているかを内容一覧で確認しましょう。
まとめ|ブランドに合う台紙で作品を届けよう
今回は、イヤリング台紙のサイズや固定方法、紙色の選び方と注文先を紹介しました。
「可愛い」「大人っぽい」「かっこいい」「高級感がある」。自分のアクセサリーブランドでどんな雰囲気を伝えたいかによって、合わせたい台紙の色も変わってきます。
台紙は、アクセサリーの見え方や印象を左右する大切なもの。ぜひ色見本を参考にしながら、自分のブランドに合う台紙を選んで、素敵なアクセサリーを届けてくださいね。


